人間の歯の数は何本?大人と子供の違いや親知らずの謎を徹底解説

目次
人間の歯の数は何本?大人と子供の違いや親知らずの謎を徹底解説
人間の歯の数は何本?大人と子供の違いや親知らずの謎を徹底解説
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 人間の歯の数は何本?大人と子供の違いや親知らずの謎を徹底解説

毎日の歯磨きや定期検診で何気なく付き合っている「歯」ですが、ご自身の口の中にいま何本の歯があるかを正確に把握している人は意外と多くありません。実は、人間の歯の本数は成長段階や個人差によって明確に異なり、大人と子供でも大きな開きが存在します。

さらに「親知らず」の有無や、生まれつき本数が多い・少ないといった体質的な個人差まで含めると、歯の本数には奥深い人体のドラマが隠されています。健康寿命の延伸とともにオーラルケアへの関心が一段と高まる2026年現在、知っておきたい歯の構造と正しい知識を整理しました。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:子供の歯(乳歯)は全20本、大人の歯(永久歯)は親知らずを含めると最大32本(基本28本)と本数が異なる。
  • 要点2:歯が生え変わらない「先天性欠如」や余分に生える「過剰歯」など、本数に個人差が出る先天的な要因も存在する。
  • 要点3:80歳で20本以上の歯を残す「8020運動」の達成率は向上しており、年齢に応じた適切なメンテナンスが生涯の歯の残存数を左右する。

【大人と子供で何本違う?】乳歯と永久歯の本数一覧と親知らずの真相

人間の歯の数は、大きく分けて「子供の時期」と「大人になってから」で異なります。その内訳を整理すると、以下のようになります。

生後6カ月頃から生え始める子供の歯は「乳歯」と呼ばれ、全部で20本(上あご10本・下あご10本)生え揃います。これに対して、大人の歯である「永久歯」は基本的に28本(上あご14本・下あご14本)です。

ここに「親知らず(第三大臼歯)」が加わるかどうかが、大人の歯の数を左右する最大のポイントです。親知らずは上下左右の奥に最大4本生えるため、親知らずがすべて生え揃った場合は合計32本になります。つまり、子供の歯と大人の歯では8本〜12本の差が生まれる計算です。

親知らずは完全に埋まったまま生えてこないケースや、最初から歯の種(歯胚)自体が存在しない人も珍しくありません。そのため、大人の歯の数は「28本〜32本」の範囲で個人差があるというのが医学的な事実です。

歯の種類と役割を解剖|切歯・犬歯・臼歯と「歯式」の基本

口の中に並ぶ歯は、どれも同じ形をしているわけではありません。それぞれ食べ物を噛み砕き、消化を助けるための固有の役割を担っています。

歯は主に以下の3タイプに大別されます。

1. 切歯(せっし/前歯):上下左右合わせて8本。食べ物をハサミのように噛み切る役割。
2. 犬歯(けんし/八重歯):上下左右合わせて4本。根が長く頑丈で、食べ物を引き裂く役割。
3. 臼歯(きゅうし/奥歯):小臼歯8本、大臼歯8〜12本。すり鉢のように食べ物を細かくすり潰す役割。

歯科医院のカルテや健診で用いられる「歯式(ししき)」では、これらの位置を記号で表記します。永久歯は中央の前歯から奥に向かって「1番〜8番(親知らず)」と数字で表し、乳歯の場合は「A〜E」のアルファベットで表すのが一般的です。自身のカルテを見る機会があれば、どの番号の歯を指しているのか確認してみると理解が深まります。

乳歯から永久歯へ|歯の生え変わり時期と見逃せないポイント

子供の歯から大人の歯への生え変わりは、一般的に6歳前後からスタートし、12歳〜13歳頃までに完了します。

生え変わりの幕開けを告げるのは、乳歯の奥に新しく生えてくる「第一大臼歯」、通称6歳臼歯です。噛む力が最も強く、歯並びの基準となる極めて重要な永久歯ですが、奥にあって磨きにくく生えたてはエナメル質が未熟なため、最も虫歯になりやすい歯としても知られています。

前歯から徐々に乳歯が抜け落ち、永久歯へとバトンタッチしていきますが、生え変わりのスピードには大きな個人差があります。「周囲の子より抜けるのが遅い」と過度に焦る必要はありませんが、左右で著しく生え方に差がある場合や、乳歯が抜けないまま永久歯が裏側から生えてきた場合は、かかりつけの歯科医に相談するのが安心です。

歯が多い・足りない?「過剰歯」と「先天性欠如」の原因と対処法

通常の本数通りに歯が生え揃わないケースもあります。代表的なものが「過剰歯(かじょうし)」と「先天性欠如(せんていせいけつじょ)」です。

過剰歯とは、通常の規定本数を超えて余分に作られた歯のことです。特に上の前歯の間に現れる「正中離開過剰歯」が多く見られます。原因は歯胚が過剰に分裂することなどが挙げられますが、明確な理由は特定されていません。歯並びの悪化や永久歯の萌出(ほうしゅつ)を妨げる原因になる場合、抜歯手術が検討されます。

一方、生まれつき永久歯の本数が足りない状態を先天性欠如と呼びます。日本小児歯科学会の調査等でも、およそ10人に1人の割合で見られると報告されています。乳歯が抜けた後に永久歯が生えてこないため、大人になっても乳歯をそのまま大切に使い続けるか、将来的に矯正やインプラント、ブリッジなどで補う治療計画が必要になります。

年齢別の残存歯数と「8020運動」の達成率

「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」というスローガンで知られる8020(ハチマルニイマル)運動。20本以上の歯が残っていれば、ほとんどの食べ物を美味しく噛み砕くことができ、健康な食生活を維持できるとされています。

厚生労働省の「歯科疾患実態調査」の推移を見ると、かつては達成率が低迷していたものの、予防歯科への意識向上により8020達成率は50%を超える高水準を維持しています。

年齢別の平均残存歯数を概観すると、40代までは27〜28本前後をキープしている人が多いものの、50代・60代と年齢を重ねるにつれて歯周病などが原因で歯を失うリスクが急増します。シニア世代になっても歯の本数を保つためには、日々のセルフケアに加え、歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングを習慣化することが決定打となります。

【人間の歯の数】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:親知らずは絶対に抜かなければいけませんか?
A1:必ずしも全員が抜く必要はありません。まっすぐ正常に生えて上下でしっかり噛み合っており、虫歯や歯周病のリスクがない状態であれば、無理に抜かず残しておく選択肢もあります。ただし、横向きに埋まって隣の歯を圧迫している場合や、清掃が難しく炎症を繰り返す場合は抜歯が推奨されます。

Q2:大人になっても乳歯が残っているのは異常ですか?
A2:決して珍しいことではありません。後から生えるべき永久歯が生まれつきない「先天性欠如」の場合、乳歯が抜けずに20代〜30代以降も残ることがあります。丁寧なケアを続ければ40代・50代まで機能するケースも多いため、定期検診で状態を観察しながら大切に維持していくことが基本です。

Q3:何本歯を失うと日常生活の食事に支障が出ますか?
A3:一般的に残存歯が20本以上あれば硬いものも含めてほぼ不自由なく食事ができますが、19本以下になるとフランスパンやすり身、肉類などが噛み切りにくくなります。さらに10本未満になると、うどんやバナナなど柔らかい食品が中心になりがちです。咀嚼機能の低下を防ぐためにも、抜けた部分は放置せず補綴治療を受けることが大切です。

まとめ:一生モノの歯を守るために知っておくべき知識

人間の歯は、乳歯の20本から始まり、大人の永久歯では親知らずを含めて最大32本まで発達します。本数の違いや生え変わりの仕組みを知ることは、自分自身や家族の健康を守る第一歩です。

生涯にわたって自分の歯で美味しく食事を楽しむためには、過剰歯や先天性欠如といった体質的な特徴を早期に把握し、年齢に合わせたオーラルケアを継続することが欠かせません。毎日の丁寧なブラッシングと定期的な歯科健診を両立させ、健康な口内環境を長く維持していきましょう。 (出典: 人間 歯 の 数(Yahoo!ニュース))

人間 歯 の 数
人間 歯 の 数
人間 歯 の 数